Kagafuto Cucumber / ウリ科 Cucumis sativus
伝統加賀野菜であるが、歴史はそれほど古くなく、昭和初期、福島から導入された茶色の太胡瓜と加賀節成胡瓜が自然交雑して生まれた。
ビールのTVCMで全国に知られるようになった金沢の極太キュウリ。 一本600~650グラム前後のずんぐり型で、果肉が柔らかく、食味が良い。果長25センチ、果径7センチぐらいで収穫する。
皮が硬めなのでまず皮をむき、縦に2つ割りして種を除き、3センチ厚さに切ってあんかけなどの煮物や酢の物、サラダや漬物に使用する。
3月(温床)4、5月(露地)
ベトナム
2024年10月
85%以上
なし
なし
夏~秋
苗作りには3月。直まきの場合は5月初旬。
25〜30℃
直まきの場合50cm間隔に3、4粒ずつまき、後一本に間引く。
1cm程度。
20〜30℃
畝巾120cm、株間50cmで2列に作を作り、キュウリネットを回して子づるを誘引する。(主枝への雌花の着生は弱いので、本葉4枚の時に親づるを摘心し、子づるを2本伸ばす)樹勢を維持するため7節以下の孫づる及び雌花は摘み取る。(孫づるの1節目に雌花が着くので葉を1枚残し、その上を摘み取る)
完熟果を2つ割し、スプーンで種をかき出す。(果実の下半分から充実したタネが採れる)容器で一晩置き、水洗して浮くシイナを取り除き、日に数時間干してから日陰で乾燥する。
常温で3、4年(やや長命の部類)
ない(発酵中、雨水が入ると発芽することがある)
よく乾燥させたら低温低湿度の場所に保管する。