Prizehead Leaf Lettuce / キク科 Lactuca sativa
一名Tomhannock。米国・バーピー社の1881年カタログに新品種として掲載された。比較的抽苔が遅く、弱い霜には耐える耐寒性があるので、当時は秋まき栽培に利用された。日本のサニーレタスは本種から選抜改良されたという。
葉色は緑色で葉先が綺麗な赤色の非結球レタス。縮緬状の葉はやわらかい。成長が非常に早く、根元数センチを残して収穫すれば、 勢いよく次の葉が育ってくれる。複数回の収穫が楽しめるので、家庭菜園に最適。
生食。サラダの主役に、レタス巻きの料理に。株ごと収穫しても良いが必要な量の葉を少しづつ収穫すると長期に渡って収穫を楽しめる。
3〜5月、8月下旬〜10月
アメリカ
2024年5月
80%以上
赤色着色
チウラム粉衣1回
酷暑、厳寒期を除き、ほとんど周年栽培可能。
春3〜5月。8月下旬〜10月。高温では休眠して生えない。
16〜20℃ 最低4℃
種が細かく軽いので必ず箱まきし、育苗苗を定植する。
かけない方が良い。新聞紙を載せ発芽まで湿らせる。
15〜20℃最適
発芽後新聞紙を取り除き、混んでいる所を間引く。本葉4、5枚で株間35cmとって定植。酸性土壌を嫌うので、あらかじめかきがら石灰などで中和しておく。タネまきから55日位が収穫適期。
高温長日条件によって抽苔が進む。自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥後、揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
冷暗所に保存しておけば4、5年保つ。
収穫直後から高温下では休眠を現す。(冷蔵処理で休眠打破できる)。
レタスのタネは高温期二次休眠に入り、発芽しないことがあるので、播種期まで冷蔵庫で低温保存してください。