Shishito Sweet Pepper / ナス科 Capsicum annuum var. angulosum
トウガラシは中南米原産。16世紀末(戦国時代)に日本伝来。辛味から別れ、日本で発達した。本種は山梨県の小黒裕一郎氏が無肥料無農薬・自然栽培で選抜採種したタネ。
光沢のある緑色で果長5〜7㎝位の短型。晩秋まで収穫でき多収穫。栽培容易で家庭菜園にも最適。
焼物、油炒め、揚げ物など。生食もできる。葉とうがらしとしても好評。たまに発生する辛味成分のカプサイシンは、高温乾燥が続くと増加するそうです。
山梨県
2024年11月
75%以上
なし
なし
夏から秋。
温床育苗では3月から。直播きの場合5月以後。
20〜30℃(要変温)
箱まきし、ガラス、ビニール等で保温する。光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
10℃〜最高40℃
露地への定植・播種は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行う。本葉4〜5枚の時、畦巾70cm、株間50cm位に定植する。プランター、空箱等でも生育可。最初の果実のついた節から出る分枝2、3本を伸ばし、それより下の枝はかき取る。辛いトウガラシの近くで栽培しない。
自家受粉性だが、虫媒により交雑することがある。(辛味種と交雑すると辛味のほうが顕性なので辛くなる)完熟果を10日追熟し、切開いて種を出し乾燥する。水洗はしない。
ナス科植物の中では比較的短命(2〜3年)である
休眠期は無い。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。