Hawaii Ouro Papaya / パパイヤ科 Carica papaya L.
メキシコ南部、熱帯アメリカ原産。スペイン探検隊によって世界各地に伝えられ、熱帯・亜熱帯の多くの地域で栽培される。
草木性の常緑樹で高さ5mに達する。果重約550g、果長約15cm果径約9cmのフルーツ向き品種。果肉色はオレンジ色。果のクボミが少なく揃いが良い。ハワイの代表品種「ソロ」より耐病性がある。
果皮が黄色から橙色になりさわってみて柔らかくなった時が食べ頃。日本では完熟果の果物利用のイメージが強いが、東南アジアでは未熟な青パパイヤの野菜利用が多い。サラダ、煮物、炒め物、漬物等。タンパク質分解酵素が肉をやわらかくする働きがあるので、肉料理と相性が良い。*乳汁は刺激が強いので肌の弱い人は気をつけてください。
2〜4月(温床)、5月(直播)
ブラジル
2024年1月
65%以上
なし
なし
夏〜秋。*九州以北の露地栽培では生育日数が足りず開花結実まで至りません。
2〜4月(温床)、5月(直播)
30℃位
5時間ほど浸水処理をした後に、128~200穴のセルトレーへ播種。
1cm位。適温を維持し乾かさぬよう注意する。1~2週間位で発芽する。
20〜30℃
葉2枚でポット移植し、本葉5~6枚で定植する。(畝幅2M、株間2.5M)育苗期間中はスペースを十分に取り極端な乾燥と過湿をさけて落葉させないようにし、節間を短く仕上げると低節位で着果する。パパイヤの根は、過湿に弱いので、必ず30~40cmの高畝栽培とする。結実は連続するので樹勢が落ちないように追肥を施す。吸汁する害虫により、葉が黄変し奇形するウィルス病が伝染する為害虫の防除は予防的に行い、感染株は早めに処分する。
耐寒性がなく、開花まで8ヶ月以上かかるので、熱帯地域以外では採種不可。鉢に移植し室内に取り込めば越冬させることはできる。
不詳。
不詳。
よく乾燥させ、紙袋に包み、低温低湿度の環境で保管する。