Comprido Verde Claro Jilo eggplant / ナス科 Solanum aethiopicum
エチオピア原産のaethiopicum種の系統。西アフリカから奴隷として連行された人の移動と共にブラジルへ渡来したとされる。アフリカ諸国にも同系統の食用種がある。日本では台木や観賞用とされる赤ナスの仲間。
草丈150㎝に達し、分岐多い。長卵〜涙滴型の果長7〜10㎝位、径4㎝位の果実で薄緑色で苦味があり熟して赤色になる。縦方向に窪みが少し入る。熟すにつれて苦味がさらに増すので若い未熟果を利用する。病虫害はほとんどなく強健。
ブラジル中部の市場では普通に見られる野菜。苦味があり、刻んだタマネギと油で揚げて酒のつまみにしたり、肉類と共に煮て食べる。健胃の効があると言われ、ブラジル人一般に好まれている。山菜の天ぷら等が好きな方におすすめ。
2〜4月(温床育苗)
埼玉県
2024年10月
75%以上
なし
なし
夏から秋。収穫までの日数は定植から約80日。
2〜4月(温床育苗)。定植8〜10週間前を目安に播種。
27〜32℃
育苗トレーに播種し、本葉が出てきたらポットに鉢上げする。
5mm位。発芽まで乾かさぬよう注意する。
20〜32℃
露地への定植は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行う(開花直前~開花始めの頃が定植時期)。株間45cm、条間75〜90cm。高温乾燥期は敷藁し灌水するなど水分保持に注意する。(水田等過湿に成りやすい圃場では高畝にする)
優良な種果を木で完熟させ、収穫後、日陰で2週間追熟し、布袋などに入れた上から木槌などでつぶして種を果肉から外し、水洗した後、1日天日乾燥する。
3〜4年。
不詳。
よく乾燥させ、低温低湿度の場所に保管する。