Zucchina Tonda 'Pallone'/ ウリ科 Cucurbita pepo
パッローネとはイタリア語でボール・気球の意味。
ボールのように丸く仕上がり、丸型で、ゴルフボールから野球ボールくらいで収穫。脇芽が多く出るので、その都度欠き取る。生育は早く旺盛。草姿はつるなしで節間が詰まる。
イタリアでは肉詰めやサラダで食べられている。食感が柔らかく果肉が多いので、調理方法は様々。丸い形を活かし、中に詰め物をしてオーブンで焼いたり、油でいためると香り豊かで美味。生食も可能なので、サラダでも使用可。
4~6月(露地)
イタリア
2024年10月
80%以上
なし
なし
7〜10月
4~6月(露地)
25〜30℃
多くのカボチャと同じように、セルトレイ(72 穴)の対角線上に立てて1粒播きする。こうすると種皮がとれやすく、子葉の展開する方向が一定になり管理しやすい。子葉展開〜本葉出始め頃 10cm ポットに鉢上げする。気温が高くなってからなら、直接ポットに播種してもよい。培土は過湿にならないように管理する。
1~2cm
18〜25℃
遅霜の心配がなく、気温が上がってきてからが栽培しやすい。 本葉3〜4枚時に株間90cmで定植し、一方向に伸ばします。 日当たりがよく、肥沃で水はけのよい土壌が良い。 元肥に堆肥3kg/1m2とし、収穫開始後、月に1回程度蔓先に化成肥料を少量与えます。初めの2〜3花の雌花は、摘み取り、その後は人工授粉で確実に着果させます。穫り遅れせず、追肥、水やりを欠かさなければ長期間収穫を楽しめます。ハサミで切るか、もぎ取ります。収穫後、収穫節の以下のは2、3枚を残し、古い葉は切除すると、病害の予防になります。
一般カボチャとは交雑しにくいが、同じペポ系の錦糸瓜(そうめん南瓜)とは交雑する。完熟果を追熟し、縦2つ割りしてスプーンでかき出して採種。1日日に干してよく乾燥する。
やや長命な部類(常温で3、4年程度)。
南瓜類は採種後しばらく休眠を示すことがあるという。
充分乾燥し、お茶の缶に入れ低温低湿度の場所で保存する。