Hunapu Bush Bean / マメ科 Phaseolus vulgaris L.
グアテマラの農業技術研究所ICTA(Instituto de Ciencia y Tecnologia Agricolas)が、高原地帯のトウモロコシ栽培同時作用として育成したつるなし黒種インゲン豆。「ウナプ」はグアテマラのアグア山の旧名。
草丈70㎝位の紫莢、黒種つるなしインゲン。花は薄紫色。1莢に6粒位入る。アントシアンの発色が濃く、収量性と食味に優れる。
主に煮豆用で、莢インゲンとしては利用しない。
6〜7月
山梨県
2024年11月
80%以上
なし
なし
秋(霜が降りるまで)。収穫まで約120日。
6〜7月(収穫期が異常高温にかからないよう)
15〜30℃
うね幅60cm位株間45cm位に2、3粒ずつ点播。
タネが完全に隠れ、発芽まで水分保持ができるように。
18〜30℃
本葉2、3枚の頃1、2本立ちに間引く(間引く際鋏で切り取ると隣接する根を傷めない)。つるなし種なので支柱は不要。インゲン豆は高温になると花粉が成熟せず花落ちして実が付かない。(夜間温度が低い高原等の冷涼地ならこの限りでない)熱帯夜の続くような酷暑期に開花しないような作型を選ぶことが肝心。敷藁、マルチ等を行うとよい。
莢がカラカラになるまで完熟させ、豆を取り出して日陰で充分乾燥する。マメ科植物は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。また、F1種も、今のところ世界中で販売されていない。
大豆ほどではないがマメ科植物は1、2年と短命な物が多い。
ない。
虫が中にいることがあるので、ビンや缶に入れ、冷蔵庫に。