Asahiyamato Watermelon / ウリ科 Citrullus lanatus Matsui.et Nakai
大和地方は江戸時代以来の西瓜産地。戦前の傑作品種です。
果重6キロ程度の赤肉中玉。甘味強く栽培し易い固定種時代最高の人気品種。果皮濃緑で縞なく網状斑。味の点で交配種の母親として使われることが多い。(父親には縞品種を使う)
生食。タネを煎って食べることもできるが、それより美味しかった西瓜は、種を採って翌年まきましょう。親と同じ美味しい西瓜ができるのが、固定種の利点。
3〜4月(温床)、5月(露地)
奈良県
2024年10月
80%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回
盛夏~9月。着果(受粉)後晴天50日程度で完熟。
直播きの場合5~6月。
25〜30℃
直播きは地温を高めウリバエを防ぐためポリキャップを。
1~2cm。嫌光性種子なので、確実に覆土する。
25〜35℃
畝幅2.5m、株間1.5mくらい。元肥に堆肥を施し、追肥はピンポン玉くらいに育ってから行う。原産地が沙漠地帯なので雨を嫌う。自根で栽培すると6年連作を嫌う。
熟した西瓜を追熟させ、食べて出した種を乾燥する。
長命種子の代表である。(5年以上)
ない
乾燥した冷暗所で保存する。