Miyama Kokabu Turnip / アブラナ科 Brassica rapa
野口種苗育成(S26)。S30年代から40年頃にかけて、日本種苗協会主催/全国原種審査会「金町系小蕪の部」農林大臣賞連続受賞。
金町系小かぶの最高品種。中かぶまで育てても玉割れ少なく、肉質ち密で甘味ありおいしい。(本種は、無肥料無農薬栽培の騎手、関野幸生氏が自家採種を続けてきた生命力旺盛な種子である)
生でかじっても柔らかくおいしい。サラダ、浅漬、味噌汁の実、和え物、煮物など(煮過ぎるととろけるので注意)。葉も美味。薄くスライスして昆布と甘酢で漬けて千枚漬けにもできる。
9月中旬〜10月上旬、4月中旬
埼玉県
2024年6月
85%以上
なし
なし
春まき6月。秋まきで11〜12月。
春まきは4月中。秋まきは9月中下旬。
15〜20℃
タネが隠れる程度の深さにスジ蒔き。またはバラ蒔き。
普通 (通常タネの厚みの2〜3倍)
10〜25℃
発芽後、適宜間引いて育て、大きく育ったものから長期に渡り収穫する。(固定種なので生育がばらつく)厳寒期にはポリトンネルで覆下栽培。酷暑期には寒冷紗等の利用で、周年栽培も可能。(俗に四季まき小かぶと称する)ただし、あまり収穫が遅れると表皮や肉質がスジばるので注意。
いカブを選び30cm間隔で土中にいけ、菜の花開花後、実がいったら刈り取り莢から外して太陽光線に数時間当てて乾燥する。自家不和合性なので、最低10株以上まとめて採種する。
一般菜類に準じ常温で2〜3年。(やや長命の部類)
充分乾燥した後の種子には休眠期間は無い。
よく乾燥し、乾燥剤と一緒にお茶の缶などに入れ、冷蔵庫に。