Oshu Onion / ヒガンバナ科 Allium cepa
泉州玉葱と米国産スイートスパニッシュとを交配し、渡辺採種場が育成、固定した。本種は埼玉県の小島直子氏が無肥料自然栽培で採種したタネ。
収穫後、年内は芽が出ない。長期貯蔵に最適な丸型玉葱の元祖。一代雑種の市販の玉葱に比べ、固定種は大きさがまちちになりやすい。花を咲かせてみるとよくわかるが、花粉が退化して機能不全の交配種と違い、実に健康な花である。
炒めもの、煮物、カレーなど。肉料理とよく合う。
9月初中旬
埼玉県
2024年8月
75%以上 ご注意/玉葱の種は最も寿命が短いので、9月の播種期まで冷蔵庫に保 管してください。
なし
なし
6月頃。(泉州黄玉葱より一週間遅い)
関東では9月初旬、関西ではでは9月中旬が標準適期。
15〜20℃
発芽から定植期までは多湿を好む。乾燥させぬこと。
タネが隠れる程度。ワラやモミガラを敷き、灌水する
15℃内外(-8℃〜25℃)
10月下旬〜11月初旬に15cm間隔に定植する。定植後、春の肥大期までは乾燥ぎみが良い。定植期までに大苗にしすぎると、春のトウ立ちが多くなるので注意
収穫した玉葱を夏の休眠期間中保存し、秋に植え直して芽を出させ、越冬後の6、7月に開花させて採種するが、梅雨時の降雨にあうと結実しない。雨よけをして採種すること。
短命種の代表格。高温多湿下では2年ともたない。
休眠期は無いが、環境変化に最も弱い種子である。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。