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「F1」は出荷用。自分で食べる家庭菜園には「固定種」のほうが向いています。

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※当店の看板の『火の鳥』は、故手塚治虫先生と(株)手塚プロの許諾を頂いています。 

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野口 勲2013年度講演等出張日程
(上記以外の日は原則年中無休で店or家にいます)

[最終更新日/2013/12/28]

年末になって、今秋収穫した来春用のタネの入荷が始まりました。
発芽試験を完了したものから、オンラインショップに掲載します。
12/28(土)をもって2013年度の営業を終了させていただきます。
新年は1/6(月)より営業いたします。皆様良いお年をお迎え下さい。

東京西部の三多摩地区中心に配付されている季刊のフリーマガジン『つなぐ通信』2013冬号が届きました。A4版40Pのしゃれた「大人の生き方マガジン」です。
創刊から4号めのこの号では「命のタネをつなぐ」という6Pの巻頭特集で、野口のタネ/野口種苗研究所の活動が詳しく紹介されています。
1,000部も頂戴したので、オンラインショップからタネや本などをご注文される際、ご要望欄に「つなぐ通信希望」と書き添えて頂ければ、在庫がある限り無料でお送りいたします。もちろん店頭での配付もしますし、主催者からご希望があれば、ぼくの講演の際に配付資料としても使わせて頂きたいと思っています。
10月に取材にいらした時、まだ店頭に在庫があった「無肥料栽培アロイトマト」のタネを、読者プレゼント用に提供したので、この秋買えなかった人も(応募ハガキで申し込んで運が良ければですが)入手できるかもしれません。
[2013.12.18]





木村秋則さんと自然栽培の季刊誌『農業ルネッサンス』(東邦出版)2013冬号が届きました。
[2013.12.10]


秀明自然農法ネットワークの機関誌『自然尊重』38号(2013.10)が届きました。
[2013.11.28]


『図解/日本の食とTPPのしくみ』(B5版/オール2色/112P/綜合図書/1000円+税)が届きました。
食品・農業・TPP問題をわかりやすく図解で説明。野口勲インタビューも5P載っています。
[2013.11.21]


当店の小野地君とお仲間が、飯能エコツアーの一環で、カブの収穫と食べる会を行います。

(『広報はんのう』2013年11月15日号より)

創森社の新刊『種(タネ)から種(タネ)へつなぐ』(西川芳昭/編・253p・1800円+税)が届きました。
西川先生と農水省ジーンバンクの河瀬眞琴氏を筆頭に、岩崎政利・金子美登・林重孝さんはじめ
野口勲というお馴染みの面々に、MOAや秀明自然農法の方たち、山形野菜の江頭先生に江戸野菜
の大竹さん、京野菜・大和野菜・兵庫野菜・いわき野菜の保存活動を進める人たち、安曇野たね
バンクの臼井さんから高知のジョン・ムーアさん、おまけにGM反対の安田節子さんに反農薬の
辻万千子さんまで、タネに関するありとあらゆる顔ぶれを集めた固定種関連事典といった趣き。
うちのオンラインショップでも販売できるよう、さっそく注文しました。ぜひご一読ください。
[2013.11.13]


月刊『潮』12月号が届きました。「特集(というにはとりとめないが)/農業の未来」の中に、
「タネから考えた農業のはなし/野口 勲」という6Pの発言(聞き書き)が掲載されています。
[2013.11.5]


10/24、福井県若狭町に伺った際、山内かぶら保存会の飛永さんに福井新聞の切り抜きを頂いた。
8/23に取材を受けた共同通信の記事だが、異なる地方の方何人かに電話を頂いたものの、初めて
実物にお目にかかった。よくある家庭欄の園芸記事と違い、科学欄らしくしっかり書かれている。
そのぶん一般読者には難しかったのだろう。内容の割に反響は少なかったが、これが現実という事。

福井県嶺南振興局の三宅さんから10/24当日の写真を何枚か頂いたので以下掲載。感謝です。

(上)福井県若狭町飛永悦子さんの山内かぶら圃場にて。

(上)若狭町山内集落センターで山内かぶら保存会の方々と。

(上)若狭町上中地区パレア若狭研修室で2時間半の講演。
[2013.10.27]

10/21午後、T出版のムック(タイトルは不明)の取材中に、サンスマイルの松浦さんから電話が入った。
「中野の自然栽培フェア、台風の状況によっては中止になるかも」というので「その時は教えてね」と
言って切ろうとしたら、まだなにか話したい様子。「9月に名古屋で講演されましたよね」「うん」
「その三次会の会場で、野口さんが『木村さんは農薬を使っている』と言った」という情報が流れている
んですが」「はあ?」「本当ですか?」「言うわけ無いじゃない。大体そんなこと知らないし。いくら
酔っていても、思っていないことは言わないよ」「(木村興農社の)熊田さんが心配してます」「言わない。
熊田さんにそう言っといて」と、そのまま気にせず取材に戻った。一日を終えて晩酌しながら、ふと、
このまま放置しておいてはまずいかな。と、思ったので、松浦さんに改めて電話してみた。「さっきの話、
フェイスブック?」「そうです」「俺、フェイスブックもツイッターもしないから。読んでみたいので
そのURL教えて」というわけで、フェイスブックの該当ページに松浦さんのアドレスとパスワードで入る。
なるほど僕が「木村さんは農薬使っているよ」と爆弾発言したと書いてある。「何事も盲信はよくない」と。
聞き直したら「本当。だから僕は(木村さんを)好きじゃないw」と、念がいっている。何言ってんだこの女。
「同席した10人程が絶句でした」と、僕がカラオケルームの全員に聞こえる声で言ったことになっている。
どうやら二次会の居酒屋で僕の前に座り、オカルトチックな話を繰り返して僕をけむに巻いた女性らしい。
この三次会では、博多から来た右隣の女性と話し込んでいて、左のこの芦屋の女性は敬遠していたはずだ。
木村秋則さんの名誉のために断言する。僕はこんな発言はしていません。木村さんの農場には、2007年の
1月、吹雪の中のリンゴ園を案内して頂いた1回伺っただけで、以後の季節に訪問したことはないのだから、
農薬など見たことがない。見たこともない物を「使っている」などと嘘を言えるわけがないし、木村さんも、
木村さんが提唱する自然栽培も信じて力になりたいと思っているのに、陥れるような態度を示すわけがない。
主催者に先導されるまま、三次会までのこのこついていった我が酔っ払いの意地汚さは猛省するしかないが、
顔も名前も公にした上で、人をダシにして自分を印象づけようとする、フェイスブックとは一体なんだろう。
[2013.10.21]
上記「木村さんと農薬」の一件に付き、名古屋講演会の主催者である細谷幸喜さんからメールを頂きました。
(前略)当該人物のN女史とは、私も当日初めてお目にかかった次第で、事前より懇親会までの参加申し込み
がありましたのと、野口さんに差し入れの日本酒を持参頂いた事などもあり、流れでカラオケまで参加させた
のですが、その会場で、野口様がそのような発言をされた事実は絶対になく、ただの楽しい宴に終わったもの
とばかり思っており、1か月以上経過してからこのような問題になりました事は私と致しましても、ただただ
当惑しております。(中略)彼女は、問題発言、奇行などが現在フェイスブック上でも要注意人物になりつつ
あり、彼女のいう事を信じる人間など少ないとは思いますが、野口様にご迷惑をおかけした事、重ねてお詫び
申し上げます。尚、この内容は私のフェイスブックのウォール、関係グループにも掲載し「断じてそのような
発言がなかった」事をお知らせさせて頂きますので何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。(後略)

おやおや。一次会と二次会で飲んじゃったあの日本酒は、問題の彼女からの差し入れだったのか。それにしても
スタッフが教えてくれた内海聡医師のフェイスブックを見ると、この女性、同氏はじめリチャードコシミズ氏、
船瀬俊介氏などいろいろな方の顰蹙を買っているようだ。虚言癖というより女王様病か。クワバラクワバラ。
[2013.10.25]

6/24に撮影していったテレビ朝日系「モーニングバード」固定種の話題の放映日が10/24に
決まったと、関野さんに電話があったそうです。(うちに連絡がないのはカットされたから?)
朝8時開始の番組ですが、そもそも総研のコーナーは9時からか?取材内容も忘れてしまった。
関野さんの部分だけでも観たいが、24日は福井にいる。若狭のホテルで観られるのだろうか?
[付記]観られました。ちゃんとウチも出ていた。関東のテレビ朝日は関西では朝日テレビか。

朝日新聞10/13朝刊首都圏版に、都内小学校が江戸野菜を守る取組みが紹介されていました。
F1品種を学校で育てて食べ、「自分が作った野菜はおいしい」と言わせて終わる食育でなく、
タネから育った野菜がまたタネを結ぶ、野菜の一生を知ることが「本当の食育」ではないかと
考えていましたが、「学年の壁を越えなくてはいけないのがネックかな」と思っていました。
夏に5年生が採種したネギのタネを、4年生に贈呈式を行って手渡す第5砂町小学校の例は、
学校が地方野菜の生命を守り、身土不二という「本来の食育」を育む大きなヒントでしょう。

[2013.10.13]

9/10(火)23:30〜NHKEテレ「オイコノミア」で、タネの知的所有権問題が取り上げられます。
7/30に、又吉直樹さんたちが当店まで来られた取材撮影が、やっと日の目を見ますね。
ところで、6/24撮影のテレ朝「モーニングバード/そもそも総研」は、いつのことやら?
[2013.9.5]

過去2回僕の講演会を主催して下さった富士河口湖農園の平田澄雄さんが急逝されたそうです。
癌と闘わず、受け入れた結果の穏やかなご最期だったそうです。ご冥福を心よりお祈りいたします。
[2013.8.28]
ジュンク堂書店池袋本店7Fで、当店の秋まきタネ(30数種類ですが)を販売しています。


7/30に続いてテレビの取材撮影が入りました。31日はBS11(3ケタ入力ではBSの211チャンネル)。
前日の10人の大クルーとうって変わって、取材陣はプロデューサーとディレクター兼カメラマンの
お二人だけ。番組タイトルは「本格報道IN side OUT」で、今週のテーマは「新ニッポンの危機」。
ウチの取材は当然「タネ問題」だが、放送予定が8/6(火)21:00〜21:55という超強行スケジュール。
スタジオ収録もある1時間番組でタネが取り上げられることなどめったにないこと。ぜひご覧下さい。
[2013.7.31]


NHKEテレ「オイコノミア(エコノミクスの語源でギリシャ語とか)」の取材撮影が入りました。
ピースの又吉直樹さんが日大の安藤准教授に植物の新品種保護制度を学ぶ内容だということです。
「自家採種しよう」とそそのかす(笑)タネ屋で、植物特許を語るというミスマッチが新鮮ですねw。
放送予定は、9/3か10日。火曜夜23:30〜23:55。再放送が日曜深夜25:10〜25:35だそうです。

[2013.7.30]

小学館の月刊PR誌『本の窓』に連載中の菅原文太さんの対談シリーズ「外野の直言、在野の直感」をまとめた単行本『ほとんど人力−菅原文太と免許皆伝の達人たち』が届きました。
秩父の俳人金子兜太さんの戦争体験から、アフガニスタンで国際貢献に尽力する中村哲医師や、癌と闘うジャーナリストの鳥越俊太郎さんなど、僕を含めた17人の市井の先達が、国家と個人の問題を文太さんとともに語り尽くす、異彩を放つ一冊です。
人生のテーマを探す人に、地球と人類の未来を、個人の生き方として捉えなおすヒントを与えてくれるでしょう。
(小学館/刊 税込1,575円)
 [2013.7.10]


20代〜40代の女性誌『マーマーマガジン』19号が届きました。農業特集号です。
イラストを多用した読物中心の雑誌で、故福岡正信さんの自然農園の現状ルポや
農に取り組む若者たちの声など、読みごたえある内容です。一般書店ではあまり
並んでいない雑誌なので、取り寄せて当店オンラインショップでも販売します。
2013夏号/(株)エムエム・ブックス刊/A5版本文2色刷+カラー76P/630円(税込)

[2013.7.4]

隔月刊『やさい畑』(家の光協会/税込880円)2013年夏号が届きました。
「種採りのすすめ」という自家採種の特集が見開き10ページで掲載され、後半部分は、
千葉の林重孝さんによる10種類近くの野菜の種採り方法が、写真で紹介されています。


[2013.6.29]

テレビ朝日系月〜金8:00〜10:00「モーニングバード」の撮影クルーが、固定種の取材に来ました。
来週、関野さんの自家採種を撮影して、早ければ木曜の「そもそも総研」で放映の予定だそうです。
と、6/11に書きましたが、20日の放映はなくなり、早くても6/27以後という電話がありました(6/16)
関野さんの畑の状況等で追加撮影の必要があり、6/27の放送予定も7月以後に延期だそうです。
[2013.6.24]

スタッフを伴って岩手に赴くため、6/7(金)と8(土)の二日間は、臨時休業させていただきます。
[2013.6.6]

お待たせいたしました。nico会長/関野幸生さんの無肥料栽培の野菜苗が3種類入荷しました。
アロイトマトと真黒茄子とF1ミニトマトネネですが、やがて万願寺唐辛子と半白胡瓜も入る予定です。
[2013.5.6]
5/15現在、関野幸生さんの無肥料栽培の野菜苗は、「相模半白胡瓜」だけになっています。
(苗は、折れたり傷みやすく、通販には向かないので、店頭販売のみです。ご了承ください)

今年は、地元飯能で新規就農した小島農園さんからも、無肥料で育てている固定種の苗をいただいています。現在在庫しているのは真黒茄子だけですが、他にも何品種か作っていられるそうなので、ご希望があれば持ってきていただきます。
(小島さんの苗は、まだ収穫物を見ていないのと、小さいほうが根づきやすいとは言っても、やはり少し小さめということで、関野さんの苗より50円安く販売させてもらっています)


タネを買いに来て下さったカメラマンのお客様から、ご著書をいただきました。
中筋 純写真集『チェルノブイリ 春』(二見書房/2,500円)

ハーレーで帰られた後、ページをめくりながら唸りました。
チェルノブイリ事故から25年。かつての都市は植物に呑み込まれつつあります。まるで人類の愚かな過ちを、植物が修復しようとしているかのように。

これは、20年後の福島の姿でもあるでしょう。

「原発反対!」「いや必要だ」という堂々めぐりの論争を何百回重ねるより、人類ひとりひとりが、この本の中の写真一枚一枚の風景に思いを馳せるほうがずっと有意義ではないかと、心の底から思いました。


発送担当スタッフの島田君が「僕が載った本が届きました」と、雑誌を見せてくれた。
『農業ビジネスマガジン』創刊号(イカロス出版刊)。へえ、こんな本が出てたんだ。
島田君が講師を頼まれたイベント「No seed,No future!」が見開きで紹介されている。

しかし不思議な雑誌だなあ。

季刊でA4版と、はやりの家庭菜園雑誌に似た体裁だけど、定価は1,500円とずっと高価だし、版元のサイトを見ると「TPPをどうビジネスチャンスに変えていくか。これから農業を目指す若者達は何に注目すべきか」と、謳っている。
農業で金儲けを目指す若者を読者に想定しているようだ。
それとも農業参入を目論む企業の関係者向けなのか?

4/23発行の創刊号は「米ビジネス」の特集のようだが、7月発行予定の夏号の予告を見ると「売れる品種カタログ」となっている。「野菜のブリーダー(交配技術者)が教えるイチ押しの新品種」とも書かれている。

種苗メーカーが目指す新品種の動向がわかるだろうか?

[2013.5.3]

山崎農業研究所の季刊誌『耕』129号が届きました。 同農業賞受賞後入会した僕の巻頭言が載っています。

TPPとタネの行方を論じた小文ですが、原稿提出後、 編集担当の田口 均さんと何度かメールをやり取りし、 EUで種子統制に緩和の動きが感じられることもあり、 やや感情的だった部分を修正して頂きました。

EUでの種子販売統制の状況は、日本ではほとんど知られて いません。

以下、田口さんからご教示頂いたEU現地調査報告を (PDF全50Pですが)ご紹介します。
TPP参加を目前にして、EUでの種子流通事情を知って おくことは、今後必要な情報と思います。

ヨーロッパ品種庁(CPVO)等の調査

(参考URL)
EU:求められる種子販売法令の改定
[2013.4.29]

4/26p.m.11:15〜放送のNHKBSプレミアム「晴れ、ときどきファーム!」の取材を受けました。
トマトの回ということで、うちの店と「幻の」アロイトマトのタネも紹介されます。ただ、
取材の連絡を受けた時点で一袋分だけ確保しておいた分を販売したものです。放送を観て
お問合せいただいても、今年は一粒も残っていません。新種が採れる秋までお待ち下さい。
今後アロイトマトの成長を追いかけると思うのですが、うまく育ってくれるといいなー。
[2013.4.21]

HPを自分で更新していたら、ファイルが散らかってわけわからなくなったので、
サーバー管理者の佐藤浩一さんに、ファイル構成の整理をお願いいたしました。
見た目は昨日と同じですが、今日からアーカイブの位置がガラリ変わっています。
HP内の一部特定ページを「お気に入り」にしていた場合、開けなくなることが
あります。当分このトップページからお入り下さいますようお願いいたします。
[2013.4.12]

さっき(19:00)、TBSラジオより電話で「明日22:30〜の生放送に出てほしい」と。
「ニュース探究ラジオDig」という番組で、パーソナリティーは、神保哲生さん。
神保さんの最終回で、ご本人からのたってのご希望との由。何があったんだろう。
光栄ではあるが、こんなタイトな依頼はさすがに初めて。さて無事済むかどうか?
[2013.3.25]

「ルール作りから取り残されぬよう」「TPP交渉に参加する決断をした」と、首相。
ル−ルより「円くおさめる」のが得意の日本が、「ルールで人を支配する」のが
得意なアングロサクソンの術中にはまる。この「自縄自縛」で、日本が食われる。
[2013.3.16]

瀬戸山 玄(フカシ)さんが『暮しの手帳』に連載された「世のなか食のなか」が単行本になりました。
うちの固定種の記事のほか、青森の縄文食や鹿児島の駅弁、高山の漬物、北海道/思いやりファーム
の牛乳、築地御厨(ミクリヤ)の野菜、松田のマヨネーズ等々、本物を極める目が選んだこだわりの食
の記録が、ご自身の写真、装画で飾られ、持っているだけで楽しい本に仕上がっています。
発行/アノニマ・スタジオ、発売/KTC中央出版、A5版192P、1700円+税。
[2013.2.20]


自民党までまっぷたつに割れて「TPP賛成」「反対」と喧しい中、安倍総理が米国に旅立ちました。
今後どうなるのか? 予断を許さない先行きですが、反対派の急先鋒ともいうべきJA文化連の機関誌
『農協生活活動だより/くらしと健康』(日本文化厚生農業協同組合連合会/発行)81号が届きました。
どんな組織なのかよくわからないまま(笑)持論を述べた、僕のインタビュー記事が載っています。




160人の参加者で盛況だった長野講演の記事が載った「日本農業新聞」(信越版)が届きました。


2/11〜3/10までの一か月間、ジュンク堂書店池袋本店7Fで「固定種フェア」が開催されています。
固定種/在来種関連の本の展示販売が主ですが、ウチのタネや『無肥料栽培HandBook』も並んでいます。
日本の「地方野菜の本」や「タネの本」が揃い、手にとって見られるめったにない貴重な機会です。
2/16、近江八幡の講演帰りに立ち寄り、『博多ふるさと野菜』など4、5册購入して帰宅しました。
[2013.2.18]


nico監修『無肥料自然栽培handBook』(B6版24P/210円)が発行されました。
「無肥料で作物が育つのか?」という多くの人の疑問に実践者が答えます。


2/4(月)立春の日、歌手のミネハハ(本名/松木美音)さんと、プロデューサーの
岩城安宏さんが、「タネの話を聞きたい」と、訪ねて来られました。
いつかミネハハさんの美しい歌声で「タネの歌」が全国に流れるかもしれません。


2/2(土)『わら一本の革命』の福岡正信さんの生誕100年を祝う会が愛媛美術館で行われ、参加してきました。
翌2/2(日)、前日の参加者150名の有志で伊予市の福岡家墓地にお墓参り。ご冥福を祈りました。
ご遺族から、福岡さんが改良された多収穫米「ハッピーヒル」の種籾をいただきました。
スタッフに栽培を託しましたので、来年は「ハッピーヒル」を提供できるかもしれません。
晩生種なので、寒地での栽培は難しいようですが、暖地や中間地の方々はご期待下さい。


新年のメッセージを依頼された『日本種苗新聞』2013年1月11日号が届きました。


日本種苗協会の機関誌『種苗界』1月号に「野菜類のF1品種をめぐる最近の話題について」という
長文の原稿が掲載されています。筆者は、東京都農林総合センター所長の望月龍也さんです。
まったく存じ上げない方ですが、たぶん日種協事務局から依頼されて書かれた原稿なのでしょう。
「一方で、近代科学の成果に対する否定的な最近の風潮に依拠し、科学的な視点を欠落させた批判が
みられる」と言い切り、「種苗関係者だけでなく多くの方々に、無用な誤解を解き、正しい理解を
促進していくことが重要である。そこで本稿では、F1採種に利用されている手法について解説する」
また「細胞質雄性不稔遺伝子の生物への影響及び種苗国際戦略におけるF1品種について筆者の考える
ところを提示する」という執筆目的は、僕の著書『タネが危ない』を否定する意図を持っていると
思われます。おそらく日種協は、読者の問い合わせに答える必要があると考えたのでしょう。
今後は、F1技術への質問に対し「これを読んで下さい」と言って、対応されるのだと思います。
しかし、理系エリートの書いたこの文章を理解できる「多くの方々」がどれだけいるのでしょう。
事実「初めて種苗業界から反論が出たよ」と言って読ませた女房の第一声は、「お父さんとおんなじ
こと言ってる」でした。(笑)もちろん「ところどころ難しくてわからないけれど」と続けましたが。

種苗会社や育種関係者は、これまでタネの生産過程を明らかにしませんでした。何も知らなかった
農家や消費者が、僕の本を読んで初めて知ったF1テクノロジ−に驚愕したのは当然の帰結なのです。
「種苗関係者だけでなく(無用な誤解をされていると思われている)多くの方々」にとって「誤解」が
この文で解けるのならありがたい。遺伝子組み換えとF1技術を混同している「多くの方々」の誤解に
音を上げている僕にとっても、F1に対する正しい理解を深めて頂くことは大切なので、日種協機関誌
『種苗界』を手に取ることが出来ない「多くの方々」のため、ここに全ページを掲載いたします。
(画像の文字を拡大して読めない時は1Pずつダウンロードして拡大またはプリントして下さい)

ご覧頂く前に一言お断りしておきますが、僕が著書の中で触れている「ミツバチのCCD仮説」は、
あくまで、こんな考え方もできるのではないかという「仮説」です。科学は仮説から始まりますから、
「どなたか検証する手段やスキルをお持ちの方に調べて頂きたい」という願いを込めて書いています。
東京都農林総合研究センターのような公共研究機関に、恵まれた研究設備を発揮して検証して頂き、
消費者の不安を払拭して頂ければ幸いです。「DNA分解物は遺伝子としての機能を喪失していると
考えられている」と言われるDNAのセントラルドグマは、既にレトロウィルスやプリオンで崩れ去って
いるのですから「植物の生殖機能に影響を及ぼす何らかの要因がそのまま動物にも同様の影響を及ぼす
事例は知られていない」で済まさずに、ミツバチのDNA解析から調べて頂きたいと切に願う次第です。
(解析対象として、農水省の「平成21年度海外及び国内野菜採種現地調査報告書」で報告されている、
宮城県のF1タマネギの採種ハウスに入ろうとしないミツバチのミトコンドリアDNAをお勧めします)






2013年(平成25年)明けましておめでとうございます。
本年もたくさんの賀状を頂きありがとうございました。
昨年は父の喪中で賀状を略させて頂きましたが、本年は
何も思い浮かばないまま賀状を欠礼してしまいました。
「虚礼廃止」というような大上段に振りかぶった思いは
まったくないのですが、インターネットの時代であり
このHPを更新することが、私の日々の証と言うことで、
勝手ながらご寛恕下さいますようお願い申し上げます。

元旦から天候に恵まれ、電話も来客も少なく、のんびりと正月休みを満喫しております。
昨夜(4日23:30〜)は、TOKYOMXTVで、日本未公開映画の『COLONY』前編を観ました。
2007年に起こった西洋ミツバチの「蜂群崩壊症候群」を検証するドキュメンタリーで、
新聞や雑誌、また本等で知り得なかった養蜂家の実状等がわかる興味深い内容でした。
CCD問題に関心のある方々には、ぜひ来週の後編をご覧になって頂きたいと思います。
(次週予告だと、米議会の審議や養蜂家と農薬会社の対決の様子が観られるようです)
僕にとって非常に興味深かったのは、養蜂家であり生物学者でもあるというランディ・
オリバー氏が語った「CCDに似た現象は、約20年ごとに起きている」という一言でした。
雄性不稔の食餌を与えられた女王蜂に代々蓄積された植物のミトコンドリアDNA異常が、
無精子症の雄蜂を誕生させ、巣に未来がないことを悟った働き蜂たちが、巣を見限って
飛び去った。「これは雄性不稔植物の誕生後20年ごとに起きた」という僕の仮説に符合
するからです。(『COLONY』も、町山智浩氏の解説も、この意見には触れていませんが)
[2013.1.5]

1/11、上記『COLONY』後編を観ました。取材された養蜂家ではCCDは起こっていません。
2009年の取材で、2007年以後CCDは沈静化しているようですから当然かもしれませんが。
巣箱の賃貸料が値下りして売上減に見舞われた家族の問題が延々と写されるだけでした。
上映後の町山氏の解説によると「ネオニコチノイド農薬原因説は現在は否定されている」
そして米軍等の調査により新たに「CCDを起こした蜜蜂のDNAの変異が問題になっている」
そうです。2か所変異したのが核のDNAか、ミトコンドリアDNAかは言及していませんが、
この変異が何に由来し、どういう機序で起こったか、ぜひ究明して頂きたいと思いました。
[2013.1.14]

野口 勲2013年度講演予定(青字は他の出張予定も含む)
※下記日程以外は、正月休み以外原則年中無休の店、または隣の自宅におります。
営業時間:a.m.10:00〜p.m.7:00

日時
会場
主催
1/19(土)16:20〜18:20 長野市小島804-5/長野市東部文化ホール 男のガーデニング倶楽部(世話人/阪口則夫氏)14:00〜モンサントの不自然な食べもの上映
1/24(木)16:30〜18:30 東京丸の内・パレスホテル東京/第125回全国経営者セミナー分科会 日本経営合理化協会
1/26(土)13:30〜17:00 新大阪駅徒歩5分/新大阪KOKOPLAZA(大阪市立青少年センター) NPO法人国際チャリティ協会アムリタハート(アンマ関西)(参加費500円)
2/2(土)14:00〜 愛媛県美術館講堂(松山市) 福岡正信生誕100年記念シンポジウム(パネリスト)
2/10(日)10:00〜 東京世田谷区池尻/CHhom東京校 農業生産法人日本豊受自然農KK
2/11(月・祝)13:00〜 埼玉県小川町立図書館 小川町有機農業推進協議会
2/15(金)15:00〜17:00 滋賀県近江八幡駅前/ホテルニューオウミ 種苗関係団体(関係者限定)
2/20(水)10:00〜12:00 飯能市笠縫・飯能市土地区画整理事務所 飯能市双柳南部土地区画整理審議会(会長として出席)
2/22(金)10:10〜 飯能市双柳地区行政センター前 飯能市土地区画整理地区内道路開通式(区画整理審議会々長として出席)
3/5(火)14:00〜16:30 東京四ッ谷/二番町センタービル/JICA本部229会議室 独立行政法人国際協力機構(第7回NGO-JICA有機農業勉強会)
3/8(金)13:00〜16:00 石川県金沢市青草辻88/近江町交流プラザ集会室 金沢市有機農業推進協議会/株式会社金沢大地
3/17(日)13:30〜16:00 岩手県紫波郡紫波中央駅前オガ−ルプラザ大スタジオ コズミックエナジー(田村和大氏)
3/23(土)13:30〜16:00 山梨県北杜市高根町農村環境改善センター 八ヶ岳南麓日本みつばちの会(代表/柴田武氏)
4/28(日)13:30〜16:30 東京吉祥寺/武蔵野商工会館4Fゼロワンホール warmerwarmer(高橋一也氏)
5/22(水)10:00〜12:00 飯能市笠縫・飯能市土地区画整理事務所 飯能市双柳南部土地区画整理審議会(会長として出席)
5/25(土)13:30〜17:00 東京三鷹市上連雀9-18-12/三鷹オーガニック農園 三鷹オーガニック農園(金子晃氏080-2001-1665)
5/31(金)18:30〜 ホテルメトロポリタン池袋3F 鉄腕アトム放送50周年記念/虫プロ大同窓会
6/1(土)13:00〜16:30 新潟県妙高山麓都市農村交流施設 妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会
6/7(金)〜6/8(土) 岩手県/みやま小かぶ採種作場 現地開花状況検討調査
6/22(土)13:00〜17:00 埼玉県富士見市鶴間1-7-33 無肥料自然栽培農業体験スクールソラシド
7/15(月・祝)12:00〜16:00 静岡県男女共同参画センター/あざれあ 映画「よみがえりのレシピ」静岡上映協力委員会
7/16(火)17:30〜 渋谷区神南1-10-7第2工業ビル2F/まるこ安子選挙事務所内ギャラリー 会場の都合により先着40名以内
7/23(火)14:00〜16:30

熊本市御船町カルチャーセンター大会議室

熊本県農林水産部生産局農業技術課グリーン農業推進班/有機農業研修会
7/25(木)18:30〜21:00 川口市立映像・情報メディアセンター「メディアセブン 同館主催/トークイベント
7/27(土)15:15〜17:15 武蔵嵐山/国立女性教育会館 家庭科教育研究者連盟/分科会
8/2(金)午後 西新宿オペラシティ16F/らでぃっしゅぼーや本社 いと愛づらし野菜百選/選定会議
8/7(水)14:00〜 飯能市立(新)図書館2F視聴覚室 『飯能文化』『武蔵文化』と父・野口家嗣を語る
8/17(土)13:00〜16:00 徳島市山城町東浜傍示1/アスティとくしま あど畑事業部
8/31(土)16:00〜/18:00〜 川越市元町1-1-1 川越スカラ座/HATSUNEYA GARDEN 映画「よみがえりのレシピ」渡辺智史監督とのトークイベント/だだちゃ豆とCOEDOビールを愉しむ会
9/6(金)10:00〜13:00 飯能市小瀬戸自治会館 新潟県魚沼市安全な食品を求める会
9/8(日)10:00〜雨模様のため一週延期 飯能市長沢/野口種苗原種圃場 みやま小かぶ原種播種作業
9/15(日)13:00〜16:30 名古屋市東区葵3-7-14/I.M.Y.ビル6F第3会議室(予定) (仮)安心して食べられる野菜の会(代表 細谷幸喜氏)
9/21(土)12:00〜16:00 千代田区麹町4-8/ゼン カフェ・マリーナ2Fセミナールーム TABLE FOR ALL(代表 高橋幸治氏)
9/22(日)14:30〜18:30 東京都昭島市昭和の森/フォレストイン昭和館 サンスマイル松浦智紀社長結婚式
9/28(土)10:00〜15:00 新潟市中央区長潟2丁目/新潟農業・バイオ専門学校 新潟農業・バイオ専門学校
10/6(日)13:30〜16:30 大阪市城東区鴫野西2-1-21/クレオ大阪東/多目的室(音楽室) 日本の伝統食を考える会(事務局Tel.0743-77-8188 中筋様)
10/14(月・祝)13:00〜17:00 世田谷区駒沢/南北酒家チャランケ 定員35名(連絡先Tel.090-2648-4174 中谷様)
10/19(土)14:00〜17:00 国立市公民館(JR国立駅徒歩7分) 国立市公民館(Tel.042-572-5141)
10/24(木)13:00〜 福井県三方上中郡若狭町市場18-18/バレア若狭 ふくい農林水産支援センター
10/26(土)14:00〜15:00台風のため中止 東京・中野セントラルパーク/パークアベニュー 自然栽培フェア会場にて関野幸生氏とトークイベント
11/2(土)13:30〜17:00 千葉県南房総市富浦町原岡88-2/富浦元気倶楽部 株式会社おんだら農園
11/14(木)19:30〜21:00 千代田区麹町3-5-20ジョイビル3F/フードアナリスト協会セミナールーム フードアナリスト協会特別研究会 読書サロン
11/16(土)13:00〜18:00 千代田区神田駿河台1-7-10B1/エスパスビブリオ 無肥料自然栽培農業体験スクールソラシド(参加費:講演会のみ4,000円/懇親会込み8,000円)
11/18(月)13:00〜 甲府市湯村3-2-30/甲府富士屋ホテル 有機農業の推進について語る会・分科会アドバイザー/山梨県農政部農業技術課
11/23(土)11:00〜15:00 群馬県高崎市中居町2-6-25/Sangam 生活クラブ生協群馬+BIOSK(定員40名)
11/24(日)10:00〜(雨天延期) 飯能市長沢/野口種苗採種圃場 みやま小かぶ母本選
11/30(土)10:00〜14:00 東京・代官山/クラブヒルサイド・サロン 株式会社スティルウォーター
※講演のご依頼は、お話だけで2(できれば3)時間以上頂けない場合、お断りさせて頂いております。
本来難しい話をご理解頂くため、この時間条件だけはご了承下さいますようお願いいたします。


日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように。
…と、願って始めた 野口のタネ/野口種苗研究所のホームページです。
当地・飯能市は、東京近郊の中山間地帯という土地柄、お客さまの大半が家庭菜園の方々です。
1929(昭和4)年の創業以来70年余り、三代続いて自給用野菜作りのお手伝いをしてきました。
固定種の伝統を守りつつ、地方野菜もご紹介し、日本の食文化を復活したいと考えています。

●目次●

家庭菜園カレンダー  お野菜Who'sWho  タネの話あれこれ  野菜の病気と害虫  販売コーナー  タネ屋三代 

〒357-0067 埼玉県飯能市小瀬戸192-1 野口のタネ/野口種苗研究所 地図
代表者/野口 勲 E-Mail:tanet@noguchiseed.com  
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