家庭菜園のタネの店
F1は出荷用。家庭菜園には命が永続する固定種をどうぞ。

野口種苗ロゴ 野口のタネ 野口種苗研究所

野口種苗看板 火の鳥の看板
※当店の看板の『火の鳥』は、故手塚治虫先生と(株)手塚プロの許諾を頂いています。

※昨年2023年のホームページはこちらに移動しました。

オンラインショップはこちら。

野口 勲の講演等出張予定。
(コロナ禍と炎症老化のため、遠方に赴く講演依頼は、現在お断りしています。
YouTubeにアップされている2023年秋の飯能市での講演動画をご覧下さい)

実店舗の営業時間は、午前10時より午後7時までです)
【臨時休業のお知らせ】6/24(月)より28(金)まで従業員慰労のため休業いたします。
上記5日間は、当店オンラインショップも休ませて頂きます。どうかご了承下さい。

[最終更新日/2024/7/26]

80才になったら「足がよろけて目が霞む」老体のおかげで
難しい本を読むのが辛くなった。あまり考えずに読める本
を楽しもうと、岡本よりたかさんの新刊『おひとり農業』
が出たついでに見つからなくなっていた本も含めて購入。
素朴で実践的な立ち位置で軽快に論を進める。これで良し。


傘寿の誕生日。小野地君が持ってきたタコ焼きプレートで、
出勤日のスタッフ岡島さん清水君と共にたこ焼きパーテイ。
新品の上下義歯に馴れず無理して食っていた「銀だこ」より、
美味だった。当人が忘れていた誕生日を祝ってくれて有難う。


[2024.7.16]

自由の森学園での講演会第一回目を無事終了しました。
主催者によると「参加者は大人68名、学生15名、計83名。
しかし、資料を一緒に見るという方も数組+5名くらい
なので、計88人くらいの盛会でした。」ということです。
流石にへとへとになり著書へのサインも字を忘れる始末。


[2024.7.14]

7/8読売夕刊に村岡栄一クンの漫画「去年の雪」の記事が掲載。
ナントこれを描いている最中、脳出血で半身不随になったとか。

共に時代を過ごした20代の昔が懐かしく早速Amazonポチリ。

前妻岡田史子に一番紙幅を割いているが野口への記述は無い。
その代わり酔っ払い山崎邦保編集長が二人を両手で抱えてる。
永島サンから原稿を預かりCOMに載せたのは僕だが、山崎サンは、
「どこがいいのか俺にはわからん。別の原稿を選んでやり直せ」
「いやです。この作品は、漫画家になりたい読者を啓発します。
どうしても載せないというのなら、僕は辞めますから、自分で
やってください」「時間が無いから今回は見逃してやる。だが、
今後はお前の好きなようには絶対させん。編集長はこの俺だ」
これが創刊時「編集部内で漫画を一番知っているのはお前だ。
自分が編集長になったつもりで雑誌を組み立ててみろ」と言っ
た男の言葉かと心底軽蔑した。そして1、2、3号まで僕が作った
台割通りに編集してきたCOMを、4号目の台割を渡すと、見ずに
ビリビリに破いてゴミ箱に投げたので、僕はその場で辞職した。

僕が点数をつけ講評を書いた岡田史子の漫画は僅か7Pの作品で
おまけに縮小して見開き2Pに収めた物だったが、退職後編集部
に行って読者の評判を聞くと「ダントツ!!!」手塚先生の「火の鳥」、
石森章太郎「ジュン」、永島慎二「青春残酷物語」より人気があった
と言う。これらの連載漫画はどれも僕の発案だが、「ザマミロ」ダッタ。

岡田史子の葬儀の日程も会場も知らなかったので行けなかった
のだが、「去年の雪」の中でその様子がわかった。亡くなる数年前
まだ商店街にあった店に電話をかけてきて、「よりを戻したい」
と告って、勘づいた今の妻にギャンギャン怒鳴られまくった時、遺影
のようなボーイッシュな髪型だったんだろう。洗礼名を受けて
天にまします神様のそばで心安らかにいるよう願ってやまない。
[2024.7.10]

7/13(土)の自由の森学園での野口勲講演会は100名収容の
大きな会場に変更できたため、あと10名ほど受付可能です。
[2024.7.8]

現在、入荷した2024年用秋ダネを次々に発芽試験中です。

発芽率が確定した順に袋詰めしてオンラインショップに掲載します。

[2024.7.3]

6/24〜28の臨時休業中、全国から次々と秋種が届き始めました。
妻も膝の手術で入院中。一人残された80老人は箱の間から玄関を
覗きながら荷受け担当。営業再開後はスタッフ一同発芽試験開始です。

[2024.6.28]

「自然栽培コミュニティ」というFacebookサイトを見ていたら、6/6、参議院
に「地域のタネ(在来種)を国に守らせる"ローカルフード法(通称)が提出
された」そうです。ヘエエ、まったく知らなかった。今後どうなるのか?
[2024.6.20]

7/13開催の下記講演会は、予約者が会場満席の68名になったため、
締め切ったそうです。申込フォームのQRコードはキャンセル待ちフォームに変更トカ。
[2024.6.28]

自由の森学園講演会主催者の話では既に約40人が参加申込みとか。
7/13(土)当日まで増え続けたら送迎のスクールバスに乗り切れるのか?
名栗方面行き路線バスで飯能2小まで来て頂き、歩いて自森にとか、
2小体育館裏の駐車場を借り、車も認めるとか考えた方が良いかも?
[2024.6.18]

一人暮らしの長女から鰻が届いた。そうか、父の日か。ありがとうね。

[2024.6.16]

自由の森学園3回講演の主催者からチラシ決定稿が届きましたので
いささか煩雑ではありますが、この場にて再掲載させて頂きます。

[2024.6.14]

美味しい春蒔一本葱苗が3種類入荷。どれも30本1束300円(税込)。

写真左より「のどか一本葱」、「余ーアマルメー目一本葱」、「石倉一本葱」。
(例によって野菜苗は通販には対応しておりません。店頭販売のみ)
[2024.6.13]

サカタのタネ様から、秋ダネ出荷予定スケジュール表が送られて来た。
日本全国の種苗会社全てが同時期に送って来るのでご参考まで。


大豆などを残して春夏蒔きタネのご注文がほぼ落ち着いた昨夜、
突然ブロッコリースプラウトの注文が殺到。日テレ22:00〜23:00放映番組
「カスレーザーと学ぶ」で後半の「超硫黄分子がミトコンドリアを活性化して、
シミ、シワはじめあらゆる老化を防ぐ」を観て、ブロッコリースプラウトの効果
を知った方々だ。(Eテレの談志2回目を観ていた僕はTVerで観た)
ミトコンドリアが酸素呼吸を始める前から硫黄が生命を育んできた。と
いう東北大学の最近の研究が、ミトコンドリアへの理解を進めてくれる。
[2024.6.12]

飯能市/自由の森学園の保護者の方が、3回の講演を計画中です。
チラシの1案を送って下さったので、抜け駆けでご披露します。(メッ)
会場教室や申込みフォームが決定次第印刷。参加者募集するそうです。
お問合せは、主催者の小林睦美さんの携帯電話にお寄せください。

[2024.6.7]

6/4、NHKEテレ22:45〜23:15の「おとなのEテレタイムマシン」を観た。
「談志が語る手塚治虫〜天才の条件」(2005/10)のアンコール再放送。
19年前の番組を観ていなかったので新鮮だった。小学生の時に、
「新寶島」と出会ったという談志師匠が語る手塚愛溢れる言葉が、
光り輝いている。第1回「案外ジタバタする人でした」だけでなく、
今後もアンコール放送されるという第2回〜第4回も必ず観たいです。

偉大な天才漫画家の偉大な作品群と共に語られる、子どもっぽい
人間像も、談志師匠は真っ当に評価している。見習いたいものだ。
と言うわけで、ついでに60年前の手塚番、野口勲の思い出の一端
[2024.6.5]

昨日配信された日本農業新聞の記事タイトルに目を見張った。
「種苗業者ピークの4割に激減/在来農産物の継承に危機/ウンヌン」と。

戦後の食糧難の時代には全国に3千軒あったと言われるタネ屋。
それが千軒を切ったと言われて4年。廃業する店舗が続いている。
「出荷規格」重視の農政でF1しか流通しなくなったのが要因だが、
今頃になって地方在来品種の絶滅が心配されているという内容。

在来種の例として取り上げられている「琴畑かぶ」を知らないが、
たぶん青葉高「北国の野菜風土誌」の「南部赤カブ」系品種だろう。

4/21付種苗新聞に載っていた伝統作物保全ネットワーク会議を中心に、
今後伝統野菜の復活が図られていくのだろうが、京野菜のように、
「出荷規格」に囚われたF1化を目指さず、また「暮坪かぶ」のような
商標登録による品種名の独占ブランド化も目指すことなく、万人の
ための、美味しくて健康に溢れた野菜種子の普及に期待致します。
[2024.5.25]

昨夜閉店間際にお客様から長文のメールが届いた。医療関係から
GMO関係のお仕事をされている方で、ミトコンドリアDNA変異について
調べていられる由。ミトコンドリアについては最近気になっていること
が多いので、ご教示頂き大変ありがたかった。昔、種苗会社の方に
「我々はしてはいけないことをやっているのかもしれませんね」と
言われたことがあるが、科学者からの真摯な悔悟の弁に聞こえる。
世界中の先憂人士に知って頂きたいことばかりなので、勝手乍ら
断りなく「種の話あれこれ」の中に、「ミトコンドリアの医療への応用に
関して」
というメールタイトルのまま、全文をコピペして、掲載しました。
一読三嘆の内容なので、ぜひ、あなたも、お読みになってください。
[2024.5.16]

川越高校新聞部の友・荻野誠君が中日新聞社に入社して以来購読
してきた東京新聞飯能販売所が、「夕刊を配達できなくなった」と
言うので、やむなく最も近い新聞販売所である読売新聞に替えた。
その読売新聞5/14号で86歳の養老孟司先生が、未来予測として、
都市災害に備えて「地域ごとに自給自足」が必要だと訴えていた。

[2024.5.14]

小島農園さんの苗第4弾入荷。世界一トマト2ケース(12入り)。トマトは他に
ステラミニ、マティナ、ブラックチエリー各1ケース。相模半白胡瓜1ケース。緑茄子2ケース、
真黒茄子1ケース(入荷直後残2)。万願寺唐辛子,乙女西瓜各1ケース。
「長茄子ナドまだ小さいのがあるので1週後位に持って行けそう」と。
[2024.5.6]

品切れ完売が多くなった小島農園さんの自然栽培固定種野菜苗
胡瓜(相模半白,神田四葉)、トマト(世界一,ステラミニ)、万願寺唐辛子、
埼玉ピーマン、白丸(緑)ナスといった品揃えの第3弾が入荷しました。

[2024.5.4]

野口種苗スタッフO君が頼んでいた堀口園芸さんの固定種野菜苗3種
(フィレンツエ茄子×80、立石中長茄子×60、魁ピーマン×60)が入荷中。

さすが苗作りプロ、節間が詰まった良い苗です。緩効性化学肥料
(マグアンプK?)を使ってるので、プランター栽培に向いてます。240円。
[2024.5.3]

五月雨に無肥料自然栽培「固定種野菜苗」第2弾が入荷しました。


[2024.5.1]

小島農園さんの無肥料自然栽培「固定種野菜苗」が入荷しました。

キュウリ、ズッキーニはよく育っていますが、ナス、ピーマンはまだ育ちません。

[2024.4.27]

無肥料自然栽培農家の小島農園さんが今年の固定種野菜苗出荷
計画を知らせてくれました。第1弾は4/27(土)に入荷予定の由。
「(注記)大雨の場合は延期するかもしれません。開店の10時に
間に合いたいですが、もしかしたら11時半頃になるかもです。」
「ズッキーニ4トレー×12。相模半白胡瓜4トレー×12。四葉胡瓜4
トレー×12。世界一トマト4トレー×12。マティーナは5/10頃に
なりそうです。ズッキーニは4トレーでおしまい。四葉胡瓜は
追加で2,3トレー用意できます。乙女西瓜が今年は4トレー×12
位ご用意できそうです。初めて発芽良かったです。1ポットに1〜
5本出てますが、そのままがいいかな?間引いて1本がいいです
よね?西瓜は第2弾で持っていきます。ゴーヤも今年は出せそう。
ステラミニトマトも第2弾で。真黒ナスと緑ナスが若干遅れて5/5
頃かな?ピーマン類がまだ小さいので5/10以降になりそうです。

【ご注意】当店では苗は通販していません。店頭販売のみです。
スタッフイワク「持ち帰り用の容器持参だと大変助かります」とのこと。
[2024.4.21,25(注記)]

日本種苗新聞4/21号によると「産学官が提携して伝統作物保全
ネットワークが設立」されたそうです。議長に就任された江頭先生には
面識ありますが、事務局を担当する「東京都種苗会」って、聞いた
ことがないけれど、どんな団体なのでしょう?採種事業者が消滅
しつつある今、ネットワーク会議とやらで何が話されるのでしょうか?


日経ニュスメールで、「茅ヶ崎市の不耕起栽培が注目を集めている」と。
「苗は堆肥で育て、不耕起の畑に植え、雑草を刈って敷くだけ」と。
「固定種なら可能だろう」と思ったら、やはりウチのお客様だった。

発送担当1嬢がO君から譲られた火の鳥Tシャツを着てました。
色調は渋いけど目を惹きますね。MIHARAYASUHIROだとか。

[2024.4.13]

明石誠一さんが大豆(行田在来)のタネを届けて下さいました。
発芽試験終了後、オンラインショップで販売開始します。丁度今日届いた
「野菜だより」5月号は、自然栽培/明石農園の記事が満載でした。

[2024.4.3]

庭の紅吉野(ダッケ?)がヤット咲いた。河原では河鹿蛙が初鳴き。


3/31/13:00〜、BSTBS「噂の東京マガジン」。↓は見逃せないナ。



[付記]start10'後ホボ1hour。考えさせられる良い番組だった。
[2024.3.29-31]

農研機構と山形大学が日本初の「在来品種データベース」を公開。
「現在44都道府県の280品種の情報を掲載」ということだが、
地域に大きな偏りが見られます。いつ網羅されるのだろう?
[2024.3.27]

聖書やコーランのような唯一経典を持たない仏教は、アラカルト宗教
だという、フランス人のために書かれた著者の仏教論が面白い。
これを読んで一神教の成立過程を知りたくなったので、4月
に講談社から出る予定の「地中海世界の歴史」を注文した。

8年前の白内障手術の効果が切れてきて、老眼が霞むのだが。
[2024.3.25]

鶯の初鳴きを聞き、強剪定されて小ぶりの花を開く白木蓮。
人間社会は何かと落ち着かないが、飯能の川岸は春一色だ。

[2024.3.18]

飯能市立飯能第一小学校校舎が建て替えられるというので、
校長先生に頼んで僕が編集した頃のPTA広報誌「ナンジャモンジャ」
バックナンバーを出して頂いた。平成2〜3年度の2年間、8号分だ。
(自分で保管してた分は引越しのどさくさで見失ったため)

ほとんどの号は5,6部ずつ保存されていたが、No.238だけは
合本の中の1部しかなかった。他校と交換消費したのだろう。

「ナンジャモンジャ」のバックナンバーを「野口勲の足跡」に転載しました。
[2024.3.14,17]

アメスピの箱が変わった。古女房が厚化粧したようで気味悪い。
葉が増え、巻きが少し固くなったようで、これはこれで良し。

毎晩燗酒2合と水割り2杯とビール2缶。余生を嗜好品で生きる。
[2024.3.12]

昨日の西瓜を種無しにする花粉は、夕顔花粉だったようだ。
10年前の農研機構の研究。接木の親和性と花粉の親和性・・。

[2024.3.9]

どんな西瓜のタネも白いシイナにして、気にせず食べられる
種粒にしてしまう冷凍花粉が販売されているそうだ。ウーーーム。

[2024.3.8]

日本農業新聞オンラインに「赤い防虫ネットの害虫防止効果実証」と。
ド派手な防虫網売ってるのか!作物への影響には触れてない。

赤色効果が硬くて不味いF1ネギを旨くするならいいのだが。
[2024.3.5]

日経オンラインに「体のエネルギー工場、ミトコンドリアの能力を高める」
いう記事が掲載されていました。今ではよく知られている、
空腹効果と有酸素運動ですが、ミトコンドリアの基礎知識として。

大谷の驚異的体力の源が運動というのはわかるけど、空腹?
[2024.3.1]

大谷翔平が「日本人女性と結婚した」と発表!!おめでとう!


仕事中のスタッフに報告すると「野口さんの反応がnewsです」ヘ?
[2024.2.29]

NHKBS「ヒューマニエンス」のミトコンドリア番組録画を観た。メイン解説者が
筑波大の中田和人教授。2006年の研究論文でミトコンドリアDNA
の変異が男性不妊(=雄性不稔)の原因と解明した方だから
展開に期待したのだが、それには全く触れないで終わった。
分裂し融合してDNA変異を修復するミトコンドリアダイナミックス動画
は興味深かったが・・。(O君が韓国Youtubeを教えてくれた)
母系遺伝で細胞内大部分のミトコンドリアDNAが変異した時は?

NHKBS「ヒューマニエンス」で「ミトコンドリアの奇跡」を放送するという
のでS君に録画予約を頼んだ。(ウチは19:00まで営業中ダカラ)

予告を見ると、生きたミトコンドリアの動画が観られるようだ。
教科書で見てきたミトコンドリアの姿が、電子顕微鏡が撮影した
ミトコンドリアの死骸だなんてほとんどの人は知らないだろう。
(先日来店した筑波大生物資源学類の学生も知らなかった)
[2024.2.20]

無肥料自然栽培グループ"nico"初代会長で自然食品店サンスマイル
社長の松浦智紀氏が月刊「nico通信」64号に寄稿されました。
現会長の関野幸生氏と共に木村秋則氏を訪ねたのが17年前。
ウチが店舗を引っ越して固定種専門店になったのもそこから
始まりました。相変わらず自然栽培の流れを見守っています。

[2024.2.13]
転載許可を頂くために松浦さんに連絡したら、今週末中国に
行くという(実質二日間ワオ!)隆平水稲博物館見学の予定とか。
第1回新潟国際賞受賞の袁隆平はF1イネの父だが、他には何が?

2018/10/15、神田の日中科学技術文化センターに呼ばれて、
来日した「中国外国専門家局/農業農村部種子管理局」の方々
数十人に講演した際、農水省の資料を元に「2009年に中国米
作付率の60%近くがハイフリッドライスだったが、今はもっともっと
増加しているだろう」と言ったところ参加者全員ブーイング。
口々に「違う。今はもっと減っている」と喚き出し、通訳困惑。
ハイフリッドライスの普及を妨げる何らかの要因が起こったようだ。
それが何か?終了時間が迫り、その時は質問できなかったが、
松浦さんには隆平水稲博物館で、何があったか調べて欲しい。

講演で使用している農水省資料「世界のハイフリッドライス生産状況」
[2024.2.14]
[追記]松浦さんから隆平水稲博物館見学の報告メールが届いた。
「結論で言いますと、ハイブリッド米の普及率わかりませんでした」
「ここは無料の施設ですよ。専門家はいないのでわかりません。
無料の施設だからパンフレットもありません」と、いうことだそう。
館内展示を写した3.25GBファイルを送ってもらったが、ワカランネエ..
[2024.2.25]

閉店後、晩酌しながらTVを観ている毎晩だが、2/8はNEWSも
犬が人を噛んだ等。退屈していたら日が替わった0:00からの
NHKBS4K「東京ロストワールド-秘島探検の全記録」に心奪われた。
2019年の小笠原諸島学術探検の総集編だが、西之島誕生から
南硫黄島の生物相、火山の末路である孀婦岩直登等島と生物
の歴史を映像で語り尽くす。鳥が運んだ北海道のカタツムリの卵が
孤島で何種類にも別れて進化したり、生き物など居そうにない
99mの岩山の頂上の割れ目に潜む海蟋蟀が雨が降ると真水を
舐めに出てくる様子など、大地と生命の関わりが実に面白い。
(下は、翅の無いウミコオロギが潜んでいる孀婦岩(ソウフガン)の頂上)

冷酒「立春朝搾り」をぐいぐい喉に注ぎ込み今日も二日酔い。
(今日2/9は、手塚治虫先生の35年目の命日。自粛しようかナ)
[2024.2.9]

このHPのアクセス数は、平均300アカウント/日なのだが、ここ2,3日、
千件超のアクセス数なので、「何が起こった?」と、不思議だった。
以前「写真提供依頼」を受けた公益財団法人ニッポンドットコムから
「公開した」との報告が来て原因判明。日本語英語サイトだけで
なく、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、中国語の七か国語で、
「アニメオタクの聖地探訪とハイキング:埼玉県飯能市」紹介サイトが公開
されたらしい。(「写真貸出依頼」Mailの文面による)ナルホドネ。


2/4正午より飯能商工会議所大会議室で講演を行いました。


終了後18:00〜20:00まで関野さんを交えて居酒屋で懇親会。

[2024.2.5]
[追記]主催者から参加者の感想アンケートが届きました。順不同
[・種の話しのみならず、生い立ちも聞けたこと。]
[・F1種の問題点を通じて、今の行き過ぎた資本主義の問題点も浮き彫りになった気がします。 本当に良いものの概念を根本から覆すような内容に感じました。]
[・前半はF1の野菜に包囲されてしまっている絶望感が強かったのですが、僅かながら、 後半にこれからの良い意味での兆しを感じることができたことが印象に残りました。]
[・F1の雄性不稔を危惧して、よく調べたんだなと感じた。戦後からの種の歴史がまるっとわかった。 ここまで人口が増えてしまうと、それを支えるために、F1がなくなることはないと思うけど、自分は地道に種を取っていけたらと思いました。]
[・テンポ良くわかりやすい解説、そして大切な事を知れた講座でした。]
[・本を読んだり、色々とタネのことも学んできましたが、 やはり野口さんに直接質問ができ、お答えいただけたことがとても有意義でした。 それと、思いがけず関野幸生さんにもお会いできたのがとても嬉しかったです。]
[2024.2.7]

日本種苗新聞2/1号に九州の佐土原ナスが復活という記事。
宮崎県とブランド野菜化を図るアートディレクターの話も興味深い。
青果のブランド化は結構だが品種名の地域商標化は願い下げ。
昭和10(1935)年、祖父の仕入帳にも記されていた佐土原ナスは
全国的に栽培されていた有名品種。ウチも採種開始したのに、
「佐土原ナス」の名でタネが広まらなくなるとかわいそうです。

[2024.2.2]

アメリカのBaker Creek Heirloom Seeds社の店舗サイト
ウチの「みやま小かぶ」が載っていました。いい写真だね。
しかし50粒3ドルとはいい値段だね。(ウチは2千粒314円)

[2024.2.1]

昨夜Eテレ「サイエンスゼロ」を観ていてナノポアシークエンサーに目を瞠った。
かつて億単位の機器でないと解析できなかった遺伝子配列が
数十万単位の手のひらサイズのポータブル機器で読み取れると。



これを使いこなせれば、同名異種や異名同種が数多い在来種
の同定が可能になる。ウチのHPが、伝統野菜のデータセンターになる。
俄然物欲が湧いてきたが、NHKに問い合わせると「イギリス製で、
大学や研究機関が代理店を通じて購入できるが、一般の人が
手に入れても使えない」と、素っ気無い。近く訪ねて来られる
「固定種を継いで行きたい」という筑波大生物資源学類の学生
さんたちに相談してみようかと、手ぐすね引いて待っている。
[2024.1.29]

今朝地震があったというが、眠っていて全然気付かなかった。
同時刻スタートの市内駅伝参加者も観客も、気付かなかったラシイ?
震源東京湾でも深度80kmではこんなものか。前兆でナケレバヨシ。

昔の店の跡地が奥武蔵駅伝のゴールになってた。知らなんだ。

飯能銀座商店街に居た頃手伝ってくれた浅野陽(ミナミ)さん
手作りカレンダー。今年もシンク脇のいつもの場所に吊した。

[2024.1.28]

生物のゲノム(全遺伝情報)を人工合成する研究が進行中という。

酵母もミトコンドリアを持っているから、酸素呼吸を司るミトコンドリアの
ゲノムも人工合成可能ということか?これが「様々な生物種に
道が開く」ということなのか?生き物とは一体何なんだろう?
[2024.1.27]

1/24YahooNews「ブロッコリーの指定野菜昇格に納得の理由」に笑う。

どこの種苗メーカーかと思ったらサカタのタネのF1品種名か。
当然雄性不稔ダロウガ「オハヨウ」「コンニチハ」だけでなく「コンバンハ」マデアルw
「桃太郎トマト」以来、メーカー各社親しまれそうな名付けに苦心してる。
味はもとより形状も表さない野菜の名は今後どこへ向うのか?
[2024.1.24]

NHKBS「フロンティア/究極の知能への挑戦」が、面白かった。
英国エンジニアード・アーツ社のAIアンドロイド"Ameca"と人間との対話。
「AGI(究極の汎用知能コンピューター)になりたいか?」という質問に、


「究極の人工知能を作れば人間とは何か知ることができる」とMC。
だが生命進化の果てである人の知能を機械に教わるというのか?
40年前作ったアトムの銅像に刻んだ言葉「人と人、人と自然、人と
機械が、いつまでも仲のよい友だちでありますように」は、もっと
素朴な願いを込めた言葉だった。Amecaの、自然な反応のように。
[2024.1.18]

朝日新聞デジタルの「養老孟司インタビュー」に強く共感した。
「AIは、ある言語体系の中の文法やルールに従って、人間の質問に
続く可能性の高い文字列を並べているだけ」そう、単にそれだけ。
「見えているのは、論理や計算で予測可能な世界のみ。逆にコント
ロールできないものは排除する。それが脳化です。脳の産物である
人工物だけで構成した都市がまさにそれです」恐怖都市東京だね。
「電気や水道やシステムが止まれば、人間は呼吸し、食べ、排泄する
身体的存在だという当たり前の現実に向き合わざるを得ません」
「AI騒ぎがあらためて浮き彫りにしたのは、ヒトとは何か、生きると
はどういうことなのか、という問題」それを解明するため養老先生
は解剖学を修め、ニック・レーンはミトコンドリアと生化学を考究しているわけ。
読みにくくてつん読してた本を改めて開いてみたいと思いました。

[2024.1.13]

飯能の「日刊文化新聞」1/10号に火の見櫓跡の写真が載っている。
子供の頃昇った思い出があるが、火の見の跡は三角形だったのか。

記憶の風景が懐かしくて小島喜八郎氏の水彩画を購入したのは、
いつだったか。路地が重要な街道だったなんて今日初めて知った。

絵の骨董屋ばかりでなく飯能銀座商店街も残っている店は少ない。
火の見の下の消防詰所での"無尽"に、親に行かされた事もあったナ。

[2024.1.10]

昨年10月28日に飯能市市民活動センターで行った講演の記録を
サルサ岩渕さんがYOUTUBEにアップされました。ノンストップ
5時間というフルバージョンです。ダウンロードに時間がかかる
かもしれませんが、遠方での講演をお断りしている現在、唯一の
視聴できる機会です。ご用とお急ぎでない方、お立ち寄り下さい。
[2024.1.6]

1/8店舗営業開始の二日前、休み中に溜まったご注文メールを
処理するため、初顔合わせと仕事始め。徒歩通勤の岡部さんが
出勤するなり「鴨下さんちのそばにカモシカさんがいました」
(下写真左)すると岡島さんも「私の山の畑にもいたよ」(同右)

全員揃って午前中はまず一献。「今年もよろしくお願いします」


正月三日、終活間近の同級生三人で新年会。実に楽しかった。
そもそもは年末、迷惑メールに混じって来たDMの高い酒を3本、
ポチッとしちゃった結果、家族の屠蘇と従業員の仕事始めと、残る
1本は気のおけない友と飲みたいと思い、忘年同窓会で会った
大野惣平クンに電話したところ、小川佑次クンを誘ってくれたのだ。
三人は高2で同級だったと聞き、まったく記憶に無いので驚いた。
3年間首席で生徒会長に選ばれた大野クンは、当然東大に進んだと
思ってたが京大から首都高速道路公団と知る。死亡事故に遭遇し、
立場上刑事被告人になったり[起訴猶予]、奥様が富士見産院で
被害を被り訴訟の事務局長を務める等、人格者が多事多難(-"-)
東芝で全国を飛び回っていた小川クンは、50代で退職して駒澤大に
入学し直し、仏教学者の道を進んでいるらしい。ボクもマンガ界から
足を洗うきっかけになった心中未遂事件etc.人生色々だねえ。
箱根駅伝TVを横目に見ながら、能登の地震、羽田の事故と奇跡、
楽天球団前身はどこか?などなど縦横無尽の話が夜まで続いた。
奥様、手料理美味しゅうございました。そして大野、小川の両君、
新所沢駅北口のtaxi乗り場で待つボクのために、わざわざ南口に
回ってtaxiを確保してから案内してくれて有難う。大感謝です。
[写真下は山根一真が大野クンと対談した記事が載る小学館文庫]
 
[高校時代新聞部のボクは、追試に怯えながらSFに熱中していたなぁ]

[2024.1.5]

元日夕方の緊急地震速報に驚いてからTVにかじりついている。
日本海沿岸地方の方々のご無事と安全をお祈り申し上げます。
日中は穏やかな快晴を喜んでいたのに、なんという年明けだ。


タネ売りが タネを委ねて 春を待つ /動火

「日本種苗新聞」令和六(2024)年元旦号より

野口 勲2024年度講演予定(青字は他の出張予定)
(コロナ禍と足腰老化のため、遠方に赴く講演依頼は、現在お断りしています)
※下記日程以外は、年末年始の休み以外、原則年中無休の店、または隣の自宅におります。
営業時間:a.m.10:00〜p.m.7:00

日時
会場
主催
2024/1/3(水)13:00〜 所沢市松葉町/大野惣平君宅 大野夫妻,小川佑次君と新年会
2024/2/4(日)12:00〜18:00 飯能商工会議所1F大会議室 熊谷市(有)PUBLIC DINER
申込みフォーム
2024/2/10(土)17:00〜以後、偶数月第二土曜日開催 飯能市/小料理さかえ 飯能一中13期3年4組有志飲み会
2024/6/2(日)13:30〜 飯能市双柳105-8/マロウドイン飯能 飯能初雁会(川越高校同窓会)総会
2024/7/13(土)13:15〜16:15 飯能市自由の森学園本館1F多目的ホール
※駐車場が無いため飯能駅南口からのスクールバスをご利用ください。
自由の森学園保護者有志(代表/小林睦美,松尾曜子/070-8964−0567)
2024/9/14(土)13:15〜16:15 飯能市自由の森学園本館1F多目的ホール
※駐車場が無いため東飯能駅東口または飯能駅南口からのスクールバスをご利用ください。
自由の森学園保護者有志(代表/小林睦美,松尾曜子/070-8964−0567)
2024/11/16(土)13:15〜16:15 飯能市自由の森学園本館1F多目的ホール
※駐車場が無いため東飯能駅東口または飯能駅南口からのスクールバスをご利用ください。
自由の森学園保護者有志(代表/小林睦美,松尾曜子/070-8964−0567)


日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように。
…と、願って始めた自家採種を勧める固定種専門店 野口のタネ/野口種苗研究所のホームページです。
当地・飯能市は、東京近郊の中山間地帯という土地柄、お客さまの大半が家庭菜園の方です。
1929(昭和4)年の創業以来94年、三代続いて自給用野菜作りのお手伝いをしてきました。
固定種の伝統を守りつつ、地方野菜もご紹介し、日本の食文化を復活したいと考えています。

2023年度分のトップページは、すべてこちらに移動しました。
●目次● (更新の止まっている古いページがあります)
家庭菜園カレンダー  お野菜Who'sWho  タネの話あれこれ  野菜の病気と害虫  販売コーナー  タネ屋三代  

〒357-0067 埼玉県飯能市小瀬戸192-1 合同会社野口種苗研究所(野口のタネ) 地図
代表者/野口 勲(のぐち いさお) E-Mail:tanet@noguchiseed.com
Tel.042-972-2478/Fax.042-972-7701

郵便振替口座:00190-6-648557 野口種苗研究所(のぐちしゅびょうけんきゅうじょ)
ゆうちょ銀行以外の銀行からお振込みの場合:
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店・当座 0648557 野口種苗研究所